7月 182012
アプリとかに生かせないかと、インターフェースデザインの心理学という本を読んでます。
4章の途中までしかまだ読んでいませんが、おもしろいのでご紹介。
心理学や脳科学?で人がどうやって考えたり見たり記憶したりするのかを説明し、デザインにどう取り入れればいいかのヒントが書かれています。
たとえば、最近では「とにかく簡潔に。クリック(タップ)は少なくすべし」な風潮ですが、本書では「重要なのはクリックの回数ではない」とし、「クリックのたびに適度な情報を得ながら先に進めるのであればクリックしていることを意識しない」
と書かれています。
クリック数ばかりにとらわれずユーザ視点でどうやって考えさせずに目的を達成させられるかに注力するインターフェイスを考える必要があるという、当たり前だけど忘れがちなことについて説得力のある文章で書かれています。
これ以外にもポイントが要所要所で書かれているので、いろいろと気づかされます。
ポイントに至るまで結構説明的なところもあるので、読み物として読んでいくタイプの本です。
リファレンス的な本ではないので、注意しましょう。
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