7月 142014
 
iPad液晶-正面

iPad Retina 液晶を使った高解像度ディスプレイの試作品がようやく完成しました。

iPad液晶-正面

週アスPLUSの「1万2000円で2048×1536ドットのRetinaディスプレーを自作」という記事をみて入手したのでかなりの後発組になります。
(先人達の記録に感謝)

入手先は「AbuseMarK
液晶とコントローラをセットで販売していて、動作チェック済みのものなので安心。
また価格も安いのがうれしいです。
海外のサイトに見えますが、日本からの発送で日本語で注文可能です。

自作液晶ディスプレイはこれで3作品目

実は液晶を別で調達してディスプレイを作ったのは、今回で3作品目です。
なぜかめんどくさがりのくせに面白いパーツを見つけると作りたくなっちゃうんですよね。

パチンコ液晶つかったディスプレイ

初めて作ったのはパチンコ液晶を使ってのディスプレイ。
パチンコ台中古モニタ活用術「CRあっぱれ応援団」編
(↑SJISのページなのでSafariでみるときはテキストエンコーディングを調整しないとみられません)
パチンコの液晶はちょっとの改造でRGB入力できるものがあり、当時色々買っては壊していました。
上記のページの人に液晶を提供してみたりもしてました。(パチンコ台中古モニタ活用術「CR熱血冒険王」編)
CRあっぱれ応援団の液晶はまだ手元にあって、RGB21P入力仕様にしてセガサターンとかMSXとか接続できちゃいます。
長いこと電源いれてないのですが、多分今でも動くはず。

パチンコ液晶

安価な液晶ユニット

2作目は液晶とコントロールユニットがセット売りのものでケースを自作するだけ。
もう販売していたWebサイトも業者もないようです。
残念ながらこっちは現物は譲ってしまい、写真も残ってなかった・・・。
ケースはアクリルを使用して結構見栄え良くできていました。
これの利点は当時メーカー製の液晶ディスプレイを買うよりも安価でそこそこいい解像度のディスプレイが手に入るということでした。

iPad Retinaディスプレイ

そして今回はiPad液晶使ったディスプレイ。
10インチで2048×1536という高解像度が魅力。
電源も5V1A取り出せればいいのでモバイルバッテリーで稼働できちゃうのも最高です。
MacBook Airよりも高解像度で表示される様はなんとも不思議な気分ですよ。

試作品がこちら。

iPad液晶-正面

上から。

iPad液晶-上

後ろはこんな感じ。
コントローラがキチンと固定されているので、ケーブルの抜き差しも問題ありません。

iPad液晶-裏

はざい屋というところでアクリルを発注しました。
試作品は週アスPLUSにあった図面と同じものを使用したのですが、そのまま同じように作りたくなく、結局裏と表のアクリルはプラスチックのスペーサーとプラスチックネジを使って固定。
この穴は図面にないのでドリルで3mmの穴を開けました。
コントローラユニットを取り付ける場所が悩みどころでしたが、とりあえず裏のアクリル内側に固定してみたところ思ったよりも良い感じに収まりました。

残念なところ

解像度も高くモバイルバッテリー駆動で持ち運びも楽々なのですが、難点が1つ。
DisplayPort接続なところ。
Mini DisplayPortだったら最高なのになぁと思いました。贅沢ですね。

今後の野望

この試作品から、新たにはざい屋さんにアクリル板を発注しました。
実はあともう1組ディスプレイを注文してすでに手元にあり、満足のいく出来になったらどこかで売ってみるつもりです。
作ってみると感動するくらいの解像度と発色のよさなので、興味のある人は作ってみてください。

【追記 2015/06/13】
AmazonでiPad3の液晶だけを売っていました。
コントローラ部分は別で買うと結構安く作れそうな感じです。

試してはいませんが、このフレームに液晶がピッタリとハマるようです。

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 Posted by at 11:50 AM

  One Response to “iPad 液晶を使った高解像度ディスプレイを作ってみた”

  1. 私のほうでも同じもの所有しておりますが、接続するケーブルの片方がmini Displayの物を使用することでmini DisplayPort接続で使うことができますよ。
    アマゾンなので購入できますのでよかったらお試しください。

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