6月 262016
 

Omiodoriって知っていますか?
ScanSnapでおなじみのPFUから発売された新しいスキャン機器です。
スキャンといってもScanSnapとは違い、それ単体ではなにもできません。
iPhone5,5s,SE,6,6sのいずれかをセットして写真を撮るという仕組みです。
そして、なにをスキャンするのかというと、物理的なアルバムに保管されている写真だったりします。

すごく古い写真とかはアルバムに貼り付けてあったり、無理に取り出そうとすると切れてしまったりしますよね。なのであまり触りたくはありません。
その写真を綺麗に残そうと、そのままiPhoneで撮影しようとしても光が変な感じに入ったりテカってしまい、以外と難しいのです。
Omoidoriを使うとアルバムの写真がiPhoneで綺麗に撮影ができてしまうという機器なのです。

写真をどれくらい綺麗に取れるかは、ブログ等いろんなレポートがあるので割愛し、今回はMSXのROMカートリッジをOmoidoriで撮影してみたので、レポートしてみます。
こんなことする人いないと思いますので、あまり参考にはならないかも。

MSXのカートリッジをどうすれば綺麗に写真が撮れるか、日々頭を悩ませてます。
SnapLiteも持っていて、これで撮影してみたのですが、アプリを使ってオートで行うと変な風にトリミングされちゃったりして、残念な結果に。
結局最近はSnapLiteをライト代わりにし、iPhoneの写真アプリで普通に撮影し、その後自分でトリミングをするという地味なやり方をしていました。
Omoidoriが発表されて、これならもしかして自動で綺麗にとれるんじゃないか!?と思ったのが購入したきっかけなのです。

では早速オートで撮影してみました。
カートリッジはMSX2ソフトの「メタルギア」。初代メタルギアですよ。MSX2が初めてなんです。
おっと話しがそれました。
結果がこちらです。

OMI_0001

うん綺麗にとれました・・・ってあれ?
カートロッジのシールの部分でトリミングされてしまっている!
実はSnapLiteも同様の現象が起きます。難しいですよね自動トリミング。

まぁここまでは想定内です。
ではトリミングオフにして撮影してみましょう。

OMI_0007

ん?上下に黒い影ができてしまいました。(この画像は回転させています。本来縦長に撮影されます。)
実は、Omoidoriは、アルバムにある写真がテカらないよう、左右から順番にライトを付けて撮影し、最終的に合成して1枚の写真にしています。
そのためカートリッジのような立体のものは影ができてしまうのです。
黒いカートリッジなので、ちょっと影とカートリッジの境目が分かりづらくなってしまいましたね。
それでも綺麗に撮れてます。

黒いカートリッジではなく白だったらどうなんだろうということで、次にファミコンのテグザーを用意しました。
(たまたまハードオフで買ったツインファミコンの検証で使って手元にあったカセット)
トリミングONで撮影したらこうなりました。

OMI_0009

惜しい!
基本的にトリミングは写真をターゲットにしているので、長方形ではないちょっと変な形をしているファミコンのカセットはうまくトリミングできなかったようです。

ではトリミング無しではどうでしょう。

OMI_0008

やはり立体物なので影がでますね。

今回はここまでにします。
このままだとSnapLiteと同様にトリミングは自分でやらなければならないのですが、SnapLiteのライトを使っての撮影だと角度にずれがあったり台形の補正等をやらないといけないのですが、その手間は省けそうです。

今思ったのですが、要は立体じゃ無ければ影が付かないので、段ボールかなにかでカートリッジと同じ高さでカートリッジをスポッと納められる箱みたいなものを作れば、表面は立体にならなくなるのでもしかしてトリミングも自動でいけるかも!とかじどうじゃなくても影がなくなるので綺麗に撮れそうとか思いました。
実践はそのうちやってみます。

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