9月 232010
PDFの描画でもっともカンタンな方法はUIWebViewを使う方法があげられますが、画像としてレンダリングするサンプルをAppleが用意しています。
(要ADCログイン)
https://developer.apple.com/library/ios/#samplecode/ZoomingPDFViewer/Introduction/Intro.html
注目点としてはCATiledLayerを使って拡大するごとに徐々に鮮明に描画している点があげられます。
これはAppStoreで並んでいる雑誌コンテンツを読むビューワーとかでも日常茶飯事に使用されている手法で、PDFだけじゃなく普通に画像でも応用ができますので覚えておいて損はありません。
このサンプルでは1画面(1ページ)のみ表示していますが、ここからページの切り替え(たとえばUIScrollViewをさらに上位に用意したり等)など応用していけます。
もうすでに気がついた方がいると思いますが、この方法では画像として表示しているので文字の選択などができません。
CGPDF系のAPIではPDF内部データを取得したりできるので、それを駆使し、ときには文字コード変換を行ったりしたりすれば検索も選択出来るように自分で表示したりもできるようになるのではないかと思います。
かなり面倒な処理にはなると容易に推測は出来ますのでサンプルが欲しいところですが、Appleからは現在まだこういったサンプルは提供されていません。
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